イプセン社、組織の機動性を高めるため、戦略的にVeeva Systemsのクラウドベースのコンテンツ管理ソリューションへの一本化を推進
報道関係者各位
プレスリリース
2014年3月11日
Veeva Japan KK
Veeva Systems(本社:カリフォルニア州 プレザントン、日本法人本社:東京都渋谷区、日本法人代表取締役:岡村 崇、以下、Veeva )は、イプセンが、自社の機動性を高め、急速な成長を支えるため、すべてのコンテンツの管理を単一のクラウドベースプラットフォーム Veeva Vault に一本化する作業を進めている事を発表しました。(本リリースは、2月24日に Veeva 米国本社が発表した報道資料の抄訳です)
イプセンは、時代遅れとなった旧式のプラットフォーム上に高度にカスタマイズして構築、組み合わせられたソリューション群を、Veeva Systems のクリニカルからコマーシャルまで対応するアプリケーションスイートに置き換えています。最初に導入されたアプリケーションは Vault Submissions で、イプセンの20カ国に及ぶ規制機関提出用のコンテンツを管理します。同社は段階的に、販促資材管理ビジネスアプリケーションの Vault PromoMats、治験書類管理ビジネスアプリケーションの Vault eTMF および品質関係文書管理ビジネスアプリケーションの Vault QualityDocs を導入し、まず 3,000人を超える社内ユーザーを対象に、その後数百社の社外パートナーに展開していく予定です。
イプセンはこれまで、各グループ独自の需要やワークフローを満たすために大幅なカスタマイゼーションを必要とする複雑なシステムを使っていました。「 Veeva Vaultは、当社の組織と市場の変化に、機敏かつ迅速に対応するために必要な柔軟性を提供してくれます。」と、イプセンの最高情報責任者(CIO)であるMalika Mir氏は述べています。「マルチテナントクラウドが不可欠でした。急速な革新を提供し、当社と共に成長できるプラットフォームを求めていました。」
イプセンは、社内外の関係者が簡単かつ安全にアクセスできる単一の完全なソリューションを必要としていました。Mir氏は強調します。「本質的に協働を促進するクラウドを世界規模で活用できることが、Veeva Vaultの大きなメリットの1つです。」Veeva Vaultにより、イプセンは多くの地域およびパートナーのプロセスを統一することができます。「これまではコンテンツの管理方法や作成方法がグループによってまちまちで、多くの混乱を招いていました。」とMir氏は述べています。Vaultアプリケーションが各分野のベストプラクティスを体系化すると同時に、Vault全体を横断可能な機能により、ユーザーは必要に応じて他部署の文書にアクセスすることができます。Vaultスイートはクリニカル、品質、規制およびマーケティングの各チーム間のワークストリームを結びつけます。Mir氏はさらに「 Vault導入により文書プロセスが標準化され、当社は世界規模で可視性と効率性を向上させることができるでしょう。」と語っています。
イプセンは、Veeva Vault の導入を決定する前に6カ月間をかけて、大手コンテンツ管理ベンダー4社を評価検討しました。Mir 氏は次のように述べています。「当社の以前のプラットフォームはかなり複雑で使い方もむずかしく、ユーザーからのサポート要請が多い上位3システムのうちの1つでした。Vault はまったく対照的に、使い方が分かりやすく簡単です。IT サポートがほとんど必要ないことが迅速な導入につながっていると思います。」
サポート件数の減少に加えて、イプセンは、検証済みのプラットフォームを利用することにより、ITにかける時間をかなり短縮できると予想しています。「 Veeva Vault導入前は、アップグレードのたびに動作確認プロセスにリソースを集中させなければならず、システムの保守管理に負担がかかっていました。現在は、アップグレードは自動で行われ、インストール適格性(IQ)と可動性適格性(OQ)の確認が済んでいるため、より戦略的なビジネス上の優先事項にITリソースを割り当てることができるようになりました。」とMir氏は述べています。
イプセンは Veevaと密接に協力しながら、長期的かつ戦略的なパートナーシップを推進し、両社は全面的なテクノロジー転換の先駆けとなって、クリニカルからコマーシャルに至るまで関係者やプロセスに影響を与えていくと予想されます。「これほどの規模で新しいプラットフォームを導入する場合、ベンダーとのパートナーシップが不可欠です。当社は Veevaチームの熱心な取り組みと専門知識に感銘を受けており、継続的な成功に向けた長期的なパートナーシップに大きな期待を寄せています。」とMir氏は締めくくりました。
【 Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソリューシ ョンを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで170社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。2007年に設立されたVeevaはサンフランシスコのベイエリアに本社を置く企業であり、フィラデルフィア、コロンバス、トロント、ロンドン、パリ、バルセロナ、ブタペスト、北京、上海、東京、大阪、シドニー、シンガポールに拠点を展開しています。詳しくは公式サイト(http://veeva.jp)をご覧ください。