Veeva、Microsoft Office Onlineとの機能統合により、 クラウド上でリアルタイムに共同作業しながら コンプライアンスを実現
2016年10月18日
Veeva Japan株式会社
Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva)は、クラウド業界のトップイノベーターと最高品質のエンタープライズアプリケーションの融合による、規制に準拠したリアルタイムの文書共同作成の実現を目指して、Veeva VaultとMicrosoft Office Onlineを統合することを発表いたしました。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です)
Veeva Vaultのシニアヴァイスプレジデント、Jennifer Goldsmithは次のように述べます。「ライフサイエンス企業にとって、治療法や治療薬の上市は時間との闘いです。Veeva VaultとOffice Onlineとがシームレスに連携することにより、アプリケーションと業務プロセスが一元化され、スピーディーな対応とコンプライアンスの向上を実現できるため、顧客の生産性は大幅に改善されるはずです。」
マイクロソフト社Office Ecosystemディレクター、Rob Howard氏は次のように述べています。「クラウドによって、ビジネスリーダーやIT業界のトップ企業における事業の進め方や管理方法は大きく変化しています。Office Online機能の追加により、Veeva社は顧客の業務や業務を迅速に処理する上でのニーズに合った強力なコンテンツ管理機能を提供できるようになり、顧客は共同作業において確かな手応えを実感できるはずです。」
Veeva Vaultは、コンテンツとデータを単一の情報源(Single Source of Truth)に統合する全社的なコンテンツ管理プラットフォームとアプリケーション群です。Veeva Vaultでは、規制対象文書にとどまらず、製品開発や上市プロセスの関連情報も管理できます。Microsoft WordやMicrosoft PowerPoint、Microsoft ExcelなどといったOffice Onlineアプリケーションとの統合により、顧客はファイルの作成・レビュー・承認をオンラインで行うことが可能となり、共同作業が大幅に簡易化されます。
Office Online機能の追加によってVeeva Vaultのビジネスユーザーが得られるメリットは、下記のとおりです。
- 監査証跡を取得してコンプライアンスを確保しながら、複数のユーザーが文書の編集や変更確認を同時に行うことで、リアルタイムの連携とスピーディーなコンテンツ作成が可能
- 文書をダウンロードすることなくブラウザ上で直接編集することにより、生産性の向上と単一の情報源によるコンテンツ・データの集約管理が可能
- 継続的なメンテナンスやバリデーション、アプリケーションの統合が不要な最先端のクラウドを利用するため、常に最新の状態で利用可能
業界上位50社に入る製薬企業35社を含む200社以上が、Veeva Vaultアプリケーションを使用して、グローバルビジネスプロセスの合理化を進めています。今回の連携により、ライフサイエンス企業での品質文書や販促資料、プロトコル作成などといったコンテンツ作成において臨床試験・品質・薬事・メディカル・コマーシャル業務全体でスピードアップとコンプライアンスの向上を実現できます。
当社が進める他の大手クラウドプロバイダーとの連携については、Veeva blogをご覧ください。Veeva blogでは、マイクロソフト社「Cloud Storage Partner Program」への参加報告と併せて、Zoom社と共同で発表したライフサイエンス企業・医療従事者間におけるシームレスなデジタルエンゲージメント・連携体制の構築に関する詳細をご確認いただけます。
提供開始時期
Office Online機能を追加したVeeva Vaultアプリケーションの一般提供開始時期は、2016年12月を予定しています。
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソリューションを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで450社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended April 30, 2016. This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.