inVentiv Health社が治験実施施設の立ち上げ効率化にVeevaを活用
2016年11月17日
Veeva Japan株式会社
Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva)は、Veeva R&D Summitで600名を超える業界リーダーたちが集まる中、大手バイオ医薬品アウトソーシング企業であるinVentiv Health社が、クライアントの治験実施施設立ち上げを効率化するためVeeva Vault Clinical Suite採用の拡大を発表しました。inVentiv Health社は、業界トップクラスのフルCRO事業と業界唯一のコマーシャル&コンサルティング事業(CCO)で構成されています。Veeva Vault eTMFの使用で収めた成功に上乗せする形で、Veeva Vault Study Startupを採用することによって、文書集約型による治験実施施設立ち上げを加速し、初回被験者登録までの時間短縮を実現します。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です)
inVentiv Health社CIOのRachel Stahler氏は、次のように述べています。「革新的なテクノロジーによるソリューションは、これまで様々な障害により臨床試験立ち上げに時間がかかっていたことと比し、この改善によって、臨床試験の結果全体に大きな影響を及ぼす可能性があります。その価値を、私たちは認識しているのです。inVentiv社は、Veevaのプラットフォームが最大限に効率化し、患者が必要とする薬をいち早く届けることを可能にする最善のプラットフォームであると確信しています。」
inVentiv Health社は、Vault Study Startupを使用することにより、治験審査委員会や規制当局への治験の届出業務、文書の配布や追跡、治験実施施設との契約業務といった治験実施施設立ち上げに関する複雑な作業を効率化できます。inVentiv Health社は、ドキュメント、データ、臨床試験立ち上げ業務、これらすべての管理を単一のクラウドプラットフォーム上で行うことにより、臨床試験プロセスを効率化します。またステークホルダーは、共通で最新の臨床試験情報に容易にアクセスできるため、協力関係が強化されます。さらには、Vault Study StartupとVault eTMFはシームレスな相互運用性を持つため、どちらのアプリケーションにおいてもドキュメントやデータを確実に共有できます。
現在の臨床試験オペレーション環境は極めて複雑で、臨床試験の管理には、電子データキャプチャ(EDC)や臨床試験スタートアップアプリケーションに始まり、臨床試験管理システム(CTMS)や電子治験マスターファイル(eTMF)に至るまで、20を超すシステムが互換性のないまま用いられていることも珍しくありません。レガシーテクノロジーは治験依頼者、臨床試験実施施設、CRO各者間の効率、可視性、協力関係を制限します。実際に、業界全体を対象に最近行われた調査によれば、回答者の半分近く(49%)が、重要だが未対応の要件としてeTMFとCTMSアプリケーションの統合を挙げています。[1]
inVentiv Health社のEssential Document Collection and Submissions, Site Centricity部門シニアディレクターであるKristen Jackson氏は、10月18日にフィラデルフィアで開催された2016年度Veeva Global R&D Design Summitで、上に挙げたような課題やVault Study Startupがもたらすメリットについて講演を行いました。
Veeva Vault Clinical Suiteについて
Veeva Vault Clinical Suiteは、業界唯一の単一クラウドプラットフォーム上で稼働する統合アプリケーションスイートです。臨床試験の立ち上げからアーカイブの作成まで、臨床開発オペレーションやデータマネジメントを効率化します。Veevaの臨床開発オペレーションソリューションには、Vault eTMF、Vault Study Startup、Vault CTMSがあります。一方で最近発表されたVeeva Vault EDCとVeeva Vault eSourceは、臨床試験データマネジメントをサポートします。Vault EDCおよびVault eSourceについての詳細、またVeevaがどのようにリアルタイムで正確なデータを提供し、臨床試験において意思決定を素早く確信を持って行えるようにすることで、臨床試験データマネジメントにどのような変革をもたらそうとしているかについては、プレスリリースをご覧ください。
[1] Veeva 2016ペーパーレスTMFサーベイ:年次報告書(Veeva社:2016年6月)
【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業向けにクラウドベースのソリューションを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで450社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。
【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended April 30, 2016. This is available on the company’s website at veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.