プレスリリース

Veeva、臨床試験データマネジメントを革新、単一アプリケーションでの臨床試験データ管理を実現

2018年10月12日

Veeva Japan株式会社

 

Veeva Systems【NYSE:VEEV】(本社 : カリフォルニア州プレザントン、日本法人 本社 : 東京都渋谷区、日本法人代表取締役 : 岡村 崇、以下 Veeva)は、臨床試験データマネジメントの効率を高め、臨床試験の実施を加速する、次世代クラウドアプリケーションを発表しました。Veeva Vault CDMSは、コーディング、EDC、データクレンジング、およびレポーティング機能を兼ね備えた、複数のツールを用意する必要のない、単一の臨床試験データマネジメントアプリケーションです。企業は単一アプリケーションにより、臨床試験の体制構築から実施までを管理し、試験のデータをすべて同時に確認することが可能になります。(本リリースは、Veeva米国本社が発表した報道資料の抄訳です。原文はこちらからお読みいただけます。)

 

Veeva Vault CDMS担当ゼネラルマネージャーであるHenry Levyは、次のように述べています。「ついに業界は、複雑なシステムの寄せ集めと統合から脱却できるのです。寄せ集めのシステムでは、一連の臨床試験を通じて利用可能な臨床試験データの活用が制限されます。Veeva Vault CDMSは、企業が必要とするすべての臨床試験データを統合するための、主要な機能を提供します。その結果、研究チームはより迅速かつ正確に意思決定できるようになります。」

ライフサイエンス企業では、臨床試験で生み出されるデータをより幅広く利用したいという要望が高まっています。しかしながら、現在のEDCシステムでは、管理される臨床試験データの量と種類が限定されています[1]。そのため各組織では、複数のシステムおよびリポジトリにまたがってデータの収集、クレンジング、および分析せざるを得ない状況です。その結果、可視性が制限され、臨床試験の実施にも遅れが生じています。

Veeva Vault CDMSは、データ収集、コーディング、クレンジング、レポーティング、およびマネジメントを単一アプリケーションで行えるため、臨床試験全体を通じて完全なデータを同時に確認できるようにしたいという要望にお応えします。これにより、企業はシームレスにデータを集めることができ、すべての臨床試験データにも、数週間あるいは数カ月待つのではなく、臨床試験期間を通じていつでもアクセスできるようになります。

Vault CDMSでは、最新の単一クラウドソリューションに、次のような機能を組み込んでいます。

Vault Coder(すでに提供開始):Vault CDMS内で素早くそして正確にメディカル情報をコード化します。メディカルコーディングを効率化して、臨床試験チームとCROが、すべての臨床試験において最新の一貫した医学用語を使用できるようにします。

Vault EDC(すでに提供開始):CRF以外のデータも含むすべての臨床試験データを中央の1カ所で保全し、管理します。最新のEDCにより、臨床試験をより速く構築、管理、実行し、臨床試験の実施を大幅に改善します。

Vault Data Workbench (2019年後半に提供開始予定):すべての臨床試験データを一貫性のあるフォーマットのデータレイクにシームレスに集め、クレンジング、レポーティング、エクスポート機能を統合します。Vault EDCとVault Coderからのデータは、自動的に同期化されます。また、ePRO、医療画像、ラボデータ、ランダム化など、さまざまなデータソース向けのオープンAPIを提供しています。

Vault CDMSは、Vault CTMSVault eTMF、およびVault Study Startupを含めたVeeva Vault Clinical Suiteの一部で、臨床試験データマネジメント臨床試験オペレーションを単一のクラウドプラットフォーム上に統合します。Veevaの統合化されたアプリケーションスイートを使用すると、可視化された臨床試験のプロセスとデータがグローバルに組織に提供されるため、臨床試験ポートフォリオ全体が管理しやすくなり、エンドツーエンドの臨床試験プロセスを効率化できるようになります。

Vault CDMSは、Vault EDCとVault Coderを併せて提供しています。Vault Data Workbench付きの拡張機能は、2019年後半に提供開始を予定しています。詳細はveeva.com/jp/VaultCDMSをご覧ください。

[1] Tufts Center for the Study of Drug Development, 2017 eClinical Landscape Study

 

【Veeva Systems社について】
Veeva Systems社はグローバルなライフサイエンス企業やその他の規制を受ける製造業者向けに、クラウドベースのソフトウェアを提供するリーディングカンパニーです。世界最大規模の製薬会社からバイオテクノロジー分野の新興企業まで650社を超える顧客を擁し、技術革新への取り組みや卓越した製品力によって、お客様の成功をサポートしています。Veevaは、サンフランシスコのベイエリアに本社を置き、ヨーロッパ、アジア、ラテンアメリカに拠点を展開しています。詳しくは、公式サイトをご覧ください。

【Forward-looking Statements】
This release contains forward-looking statements, including the market demand for and acceptance of Veeva’s products and services, the results from use of Veeva’s products and services, and general business conditions, particularly in the life sciences industry. Any forward-looking statements contained in this press release are based upon Veeva’s historical performance and its current plans, estimates, and expectations, and are not a representation that such plans, estimates, or expectations will be achieved. These forward-looking statements represent Veeva’s expectations as of the date of this press announcement. Subsequent events may cause these expectations to change, and Veeva disclaims any obligation to update the forward-looking statements in the future. These forward-looking statements are subject to known and unknown risks and uncertainties that may cause actual results to differ materially. Additional risks and uncertainties that could affect Veeva’s financial results are included under the captions, “Risk Factors” and “Management’s Discussion and Analysis of Financial Condition and Results of Operations,” in the company’s filing on Form 10-Q for the period ended July 31, 2018. This is available on the company’s website at www.veeva.com under the Investors section and on the SEC’s website at www.sec.gov. Further information on potential risks that could affect actual results will be included in other filings Veeva makes with the SEC from time to time.

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